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クリスマススペクタキュラーを観に行こう!

家族で楽しめるクリスマス定番のショー

NYでクリスマス定番のショー、クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)。
毎年ホリデーシーズン限定の、子供から大人まで家族で楽しめるNY名物のエンターテイメントです。セリフがないので英語の心配もいりません。
(11月第4木曜日の感謝祭から1月第1週まで開催。)

1933年の初演以来、ロックフェラー・センターにあるラジオシティ・ミュージックホール(Radio City Music Hall)で開催されています。

ミュージカルトニー賞や音楽のグラミー賞授賞式の開催場所としても有名なこの劇場。歴史を感じるアール・デコ調の劇場内や、約6,000人の収容人数を誇る、夕日をイメージしたというステージや座席も、一見の価値ありです。

豪華!ザ・ロケッツ

主役は、女性だけのダンスカンパニーザ・ロケッツ(The Rockettes)
世界的に有名なダンスチームで、
1925年にセントルイスで結成後、NYブロードウェイに進出。1933年にラジオシティ・ミュージックホール(Radio City Music Hall)で「ザ・ロケッツ」としてデビュー。
毎年、ホリデーシーズンには、毎日5公演を週7日無休でこなすスケジュールを80年以上続けています。

きらびやかさと懐かしさを感じたショー

前日のライオンキング同様、チケットは日本で予約してきました。(「チケットマスターでブロードウェイは完璧!」参照)
開演ギリギリに到着。すでに座っている人の前をお詫びをしながら通り、オーケストラ席のほぼ中央の席に着くと、すぐにショーが始まります。

様々な衣装を纏ったダンサーたちが、息の合ったパフォーマンスやダンスを次々と披露して、展開していきます。

そのうちのいくつかをご紹介します。

初公演から変わらないオモチャの兵隊
大砲に打たれてドミノ倒しになっていくパフォーマンスで、見事に後ろに倒れていく様は思わず「おおぉ!」と歓声が出てしまいます。

もうひとつ、ステージに本物のラクダやヒツジ、ロバや馬が登場するキリスト生誕劇も初演当初から続く出し物です。

ジングルベル(Jingle Bells)」「レット・イット・スノー(Let it Snow)」「くるみ割り人形(The Nutcracker)」など、流れる曲は有名なクリスマス定番ソングばかり。どれも馴染み深く、ステージに知らず知らず引き込まれてしまいます。

そして、横一線に並んだ美しいダンサーたちが、長い脚を目の高さまで完璧に蹴り上げるラインダンスは、ザ・ロケッツの代表的なパフォーマンスです。

巨大なLEDスクリーンやNYの観光名所を映した3D映像など最新技術を使った演出も取り入れた場面もあります。

夢のような90分は、ノンストップであっという間に過ぎてしまいます。

ショーが終わった後のロビー

初体験のクリスマススペクタキュラー。
子供の頃のクリスマスの思い出と、映画でしか知り得ない50〜60年代の“古き良きアメリカ”の匂いが混ざって、自分的にはノスタルジックなショーでした。

年末のNYに行く機会があったら、ぜひ1度はご覧あれ!

外はすでに薄暗くなっていました。

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