世界の地図 ケニア

人類発祥の地で、値切り交渉!

Prologue
2018.08.22
▶︎ Tokyo (NRT Terminal 2)

2018.08.23
▶︎ Doha(Qatar)

▶︎ Nairobi
▶︎ Great Rift Valley

ジョモ・ケニヤッタ国際空港でガイドさんと合流

8月23日。
カタール航空1335便は、定刻より早く、午後2時前にナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港(Jomo Kenyatta International Airport)に到着。

娘のビザの件は、案内されたカウンターで簡単な書類に記入し、審査時に提出しただけで入国できました。

建物を出ると、真っ赤なパーカーの男性が大勢の人の中で手を振っているのに気づきました。我々の旅行会社のプレートを手にしています。

「私、ガイドの○○○です。よろしくお願いします。日本からの長いフライト、問題ありませんでしたか?」
何語で挨拶すべきか迷っていたら、流暢な日本語で挨拶されてしまった。日本語を話せるガイドを依頼していたので当然ですが、完璧な挨拶に加え、明るい笑顔と誠実そうな感じにホッとしました。
このガイドさんだったら、今日から7日間、楽しいツアーができそうだ!

荷物番の私を残し、ガイドさんの案内で妻と娘がケニアシリングの両替に行き、再び合流して車へ向かいました。
車はトヨタのハイエース。ちょっと“懐かしい”年式です。
ガイドさんとは別に、ドライバーさんもいました。(ガイド兼ドライバーというツアーもある。)第一印象は、”無口なオバマ前米大統領”。

無事にナイロビに到着して入国もできて、ガイドさんに満足したところで、早速、今日の目的地、ナイバシャ湖へ出発!

人類発祥の地、グレートリフトバレー

途中でグレートリフトバレー(大地溝帯)に立ち寄りました。

ご存知、人類発祥の地と言われている、アフリカ大陸を南北に縦断している全長約7000kmの巨大な谷です。
プレートの境界にあり、今でも東西に分裂するように動いていて、やがてアフリカ大陸は分断されてしまう、とのこと。
何千年後の話ですが。

ここのおみやげ屋で、“黒檀”の雄と雌のライオンの木彫りと娘のアクセサリーを買いました。
ガイドさんから「相手の言った値段の半額から交渉してください」と言われましたが、値切り交渉は久しぶりで相手が一枚上手で、なんと8,000シリングで買わされてしまった。ほぼ9,000円!
”観光客プライス”であることは明白ですが、正直、8000シリングが”観光客プライス相場”よりもかなり高いのかどうかはわかりません。
ただ、見事に相手の手の上で踊らされた感じがして、「すげ〜悔しい!」
でも、新聞紙で一つ一つ丁寧に包装してくれて、店を出るときに丁寧に見送られたので、まあ、いいか…。

ナイバシャへ向かう車窓から

グレートリフトバレーに差し掛かる少し前から、道路は片側1車線の山道になります。大型トラック2台分の道幅ですが、車の左側は見事な崖が続きます。ところどころガードレールがなく、さらにカーブが続くので見通しが悪い状況が続きます。

そんな道を、ドライバーさんは前の車をグングン追い越しながら走ります。
対向車も同じように、こちらの車線に出て追い越してきます。
しかも大型トラックが結構多い。
ドライバーさんは、迅速かつ的確に状況判断して、次々に前を走るトラックを抜き去っていきます。
後で気がついたのですが、我々家族がいるので、それでもかなり安全運転だったようです。

ケニアでは幹線道路でも鋪装の状態が悪い。
翌日以降のゲームサファリでは、車底がぶつかってものすごい音がするほどの深い轍のある、未舗装の道をかなりの速度で走ります。
でも、車に酔いやすい娘が全く酔いませんでした。
“寡黙なオバマ”さんの運転テクニックは、凄い。

グレートリフトバレーを出発してすぐ、道端に立って焼きトウモロコシを売る少年がいました。
道端に何人も物売りが立って、トウモロコシの他、タマネギや果物も売っています。何人もが同じ場所で同じものを売っていて、車が止まると4〜5人が走って窓に群がります。
ガイドさんが少年に声をかけ、車がちょっとスローダウンした間に、品物受け取りお金を渡しました。
ガイドさんがそのトウモロコシを半分くれました。日本で食べるスイートコーンとは違い、白くて硬い、甘みのないトウモロコシ。見かけによらず、歯ごたえがあって、結構美味しい。

これが意外と美味!

「次にチャンスがあったら、お金を出して、ガイドさんに頼んで買ってもらおう」と、妻がもっと食べたそうに言いました。自分も一本丸ごと食べたいと思っていたので、即、Yesです。

8000シリングは超高いか?

© 2024 Koba家の世界地図 Powered by AFFINGER5