世界の地図 ケニア

興奮と残念と感動と。

ライオンのハーレム

8月27日。ゲームドライブ最終日です。今日はどんな動物たちと出会えるでしょうか?

さあ、出発!

早速、イボイノシシ発見!

ハゲコウだ!

ジャッカルもいた!

ハイエナとハゲコウ、ハゲタカたちの、ちょっと面白い駆け引きを見ました。

食事中のハイエナ

順番待ちしている…

待っているのは、ハゲコウとハゲタカ

はじめは大人しく順番待ちしてた……が、

待ちきれず、ハイエナに近づくハゲコウとハゲワシ

あともうちょっと!

ハイエナに威嚇され、慌てて逃げるハゲタカ

もの欲しそうに眺めるハゲコウたち。唾を飲み込む音が聞こえそう。

ハイエナ、退場

ようやくご馳走にありつけた

ドライバーさんが無線を聞いて車のスピードをあげました。到着した場所にはすでに十数台の車が停まっています。その先にいたのは1頭のオスライオンでした。

ヌーやシマウマの群れに向かって悠然と歩くライオン

ライオンは、シマウマやヌーが慌てて逃げる中を、悠然と歩いて去っていきました。

シママングース、だそうです。

4、5匹いました

再び、ライオンです。

ハーレム? オスライオンはどこに?

メスライオンたちのいる所から少し離れた茂みで、満腹になってそのまま昼寝するオスライオン

1頭のメスライオンが、別の場所で昼寝していました。第1夫人?

突然ですが、イボイノシシ

キリンの親子

そして、またライオン。

三たび、ライオン。今度はメスライオン1頭

車がたくさん待ち構えている方向へ、平然と近づいてくる

こっちに来る!

これだけ近いと、怖い!

車の間を臆することなく通るライオン

移動して追ってみたが、そのままブッシュの中へ消えた

「終わりよければ・・・!」

昨日同様、ヌーの川渡りのポイントに行ってみました。無線で確認してすでに分かっていたことですが、ヌーの姿はなく、川は静かでした。
まだ渡り終えていないヌーの集団は、まだかなり離れた場所にいて、この川に到達するのは早くて3日後だろうとガイドさんは予測していました。非常に残念ですが、今日中にヌーの川渡りは見れそうにありません。

ヌーの川渡りのポイントのひとつ

ワニがいる…

カバもいる…

エジプトガンもいる…が、ヌーは1頭もいない。

川の中のヌーの死骸をついばむハゲワシ

近くで待機するハゲワシ

ここもヌーが渡るポイントだそう。ワニがいた。

見晴らしの良い場所で昼食にします。木の下にシートを敷いてもらい、昨日と同じランチを食べます。

トピ。向こうにいるのはエランド

エランド。螺旋状に巻いている角と背中のコブが特徴

こちらはトピ

ヌーの川渡りが見られず“がっかりムード”の我々でしたが、それを吹き飛ばしてくれるほど興奮した出会いがありました。
まずは、ヒョウです。

ちょっと分かりにくいが…

滅多にお目にかかれないヒョウに出会えました。
ブッシュの中で寝ているのでちょっと分かりずらく、しかも次から次へと集まって来る車が1台づつ場所を譲り合っての観察だったので、ゆっくり見ることができなかったのですが、それでも感動ものです。

ヒョウが木の上においた獲物

妻がヒョウの寝ていた木の上にあった獲物に気がつきました。

ハーテビースト。ハート型に伸びた角が特徴

そして、さらに興奮させてくれたのは…

サバンナで渋滞?

食事中の5匹のチーターに出会えました。

チーターたちの食事風景

母親のチーターでしょうか、1頭が常に周囲を警戒しています。というのも…

こういう状況での食事だったので、落ち着いて食べられなかったのでしょう。

プロのカメラマン?すごいレンズ

そんな状況でも、旺盛な食欲は止まることなく…

血で染まった顔が生々しい

時折、ケンカをしながらも、それでも仲良く食べていました

突然雨が降り出し、止んだ直後に虹が…

最後は晴れて綺麗な夕日が見れました

というわけで、我々家族の初ゲームドライブが終わりました。

残念ながら、今回の旅の目的のヌーの川渡りは見られませんでした。
気候変動で大移動のタイミングを読むのが非常に難しくなっているとガイドさんも言っていました。
しかし、ドライバーさんとガイドさんが一生懸命に情報を収集し、早朝から日が暮れるまで労を惜しまず動いてくれたおかげで、ライオンやヒョウ、チーターなどいろいろな動物を見ることができました。一生の思い出に残る感動的なゲームドライブを体験できて、感謝です。

明日は最終日、いよいよナイロビに戻って帰国の途につきます。

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