世界の地図 ケニア

クワヘリ! そして、アサンテ!

ナイロビのジラフセンター

早朝、Fig Tree Campをチェックアウトしてナイロビに向かいます。

マサイマラ国立保護区から出る途中で、またチーターに会いました。

草むらで獲物を待ち伏せしているチーター

マサイマラ 国立保護区を出てからは、ほとんど寝ていました。あまり記憶がありません。
ナイロビの近くになり、また焼きトウモロコシをご馳走になりました。

トウモロコシ売りのお兄さん

もう、やみつき!

ガイドさんの提案で、ナイロビ市内のジラフセンターに立ち寄りました。

入場料(一人1000円だったかな?)を払って、園内で餌を一掴みもらいます。
早速、建物2階のベランダへ。
いくつかの団体が一緒だったためか、すごい混んでました!
ケニアに来て、初めて人の多い場所に来た気がします。

押し合いへし合いして、キリンに餌をあげる

やっと最前列に出て、餌をあげることができました。

建物を出て、広場でも餌をあげることができます。

せっかくジラフセンターに来たので、建物内に掲示してあった写真とともに、ガイドさんから教わったことを紹介します。

アミメキリン (Reticulated giraffe)
ケニア、エチオピア、ソマリアに分布。ケニアでは北部でのみ生息。赤茶褐色のはっきりした網目模様が特徴。日本の動物園でよく見られる種類。

マサイキリン (Masai giraffe)
ケニア、タンザニアに分布。ケニアでは一般的なキリン。キリマンジャロキリンとも呼ばれ、色の薄い不規則でギザギザな斑紋が特徴。

ロスチャイルドキリン(Rothschild's giraffe・Ugandan giraffe)
ケニア、ウガンダに分布。ケニアではナクル湖国立公園で観られる。ウガンダキリンとも呼ばれ、体色は全体的に淡く、膝下が白いのが特徴。斑紋はマサイキリンとアミメキリンの中間のようで、アミメキリンほど濃い色でなく、マサイキリンのようなギザギザ模様でもない。

肉、肉、肉のカーニバル

ジラフセンターの後、昼食で訪れたのが「カーニバル(Carnivore)」。
アフリカンバーベキューのお店です。

肉食べ放題!
「もう食べられない、ストップ!」の時は、テーブルの小旗を倒します。

ガイドさんオススメのピルスナー

ここで肉を串焼きにします

串ごと持って来て、食べたい肉を切り分けてもらう。

ビーフでもポークでもチキンでも、どれも柔らかくて美味しいです。ソーセージもありました。もちろん美味。

猫が足元に来て、おねだり…

写真上がダチョウのミートボール。下の2つがワニ。

変わった肉があると聞き尋ねてみると、この日注文できたのが、ダチョウとワニでした。
ダチョウの肉はミートボールになっていて、脂っこくなく、あっさりした“肉団子”でした。臭みは全くなくて、思わずお代わりしました。
ワニは少々脂っこい感じもしましたが、こちらも当然、お代わりです。(あとでワニの肉はあっさりしているものと知りましたが、あの脂っこさは油のせいだったのかな?)

ウサギとか注文してみましたが、残念ながらありませんでした。

素晴らしい体験でした!

レストランを出て、ほどなくジョモ・ケニヤッタ国際空港に着きました。

空港の入口で車を降り歩いてセキュリティゲートを通ります。再び車に乗り、カタール航空のカウンター近くの駐車場まで行きます。
往路と同じく、ドーハ経由のカタール航空で帰ります。(QR1336便&QR806便)

ドライバーさんが我々のスーツケースを車から降ろしてくれました。

ドライバーさんとはここでお別れです。

感謝の気持ちを思いっきり込めたチップを渡して、固く握手をしました。

「ケニアにまたおいで。気をつけておかえり。」

短いけれど、温かい言葉。ドライバーさんの人柄が表れています。

妻の目から涙が流れます。

ドライバーさんと別れ、スーツケースを押して空港の建物の入口に着きます。

ガイドさんはここまで。

“感謝の気持ち”を渡し、自分、妻、娘としっかり抱擁を交わします。

「気をつけて帰ってください。」

スーツケースを押しながら振り返ると、初めて会った時と同じように、人混みの向こうに、赤いパーカーのガイドさんが、ずうっと手を振っていました。

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

今回、ヌーの川渡りは見られませんでした。とても残念です。
でも、いつかリベンジしたいです。
次は、タンザニアを訪ねてみたいとも思っています。
ガイドさんたちのツアー会社はタンザニアツアーもしているそうです。
ですので、またガイドさんを指名することはできるでしょう。
ただ、ドライバーさんの担当はケニア国内のみだそうです。

でも、彼らに会いに、またケニアでもいいかな。

素晴らしい思い出ができました。

KWA HERI!(クワヘリ、さようなら!)
そして、
ASANTE!(アサンテ、ありがとう!)

Fig Tree Campにて

© 2024 Koba家の世界地図 Powered by AFFINGER5