気ままにメモランダム

大満足のツアー。さて、
ガイドさんのチップはいくらにする?

悩ましいチップ

海外旅行で面倒なチップ。
楽しく過ごしたレストランでも、食事の終わる頃にはチップの心配をし始めます。
満腹とほろ酔い気分で気が大きくなって、結構な金額のチップを払ってしまい、あとで冷静になってから後悔することも…。

日本人旅行者の多くが煩わしいと感じているチップ。
今回のケニア旅行でも悩まされました。

ケニアのチップの目安

ケニアはイギリスの植民地だったので、チップの習慣があります。

ナイロビに到着して、すぐにガイドさんから1枚の紙をもらいました。
その紙には、ケニアに関する基本情報や注意事項のほかに、チップの目安についての記載がありました。

チップの目安

①空港からホテルへの送迎:
 グループあたり10ドル

②二日目以降のサファリ中:
 グループあたり20ドル/日

 ※夕方に1日分ずつ渡しても、最終日にまとめて渡しても結構です。

③ホテルでスーツケースを運んでもらった場合:
 荷物1つあたり1ドル

 ※荷物が小さくご自身で運べる場合は必ずサービスを断ってください。

④到着時に日本語で案内をしてくれるガイドさんには5ドル

そして、
「(今回のツアーは)ドライバーさんと日本語ガイドのそれぞれに上記を目安としてご用意ください」と手書きのメモが添えてありました。

チップの支払うタイミングについては、1日ごとに渡したほうがいいか、最終日にまとめて渡したほうがいいか、率直に聞いたところ、「最終日にまとめてでいい」との返事だったので、毎日忘れないようにと気遣うことなく気が楽でした。

他にも「ベットメイキング1泊1部屋1ドル」とか、今回は「ナイバシャ湖ボートサファリのボートの「船長」には10ドル」の記載もありました。(これ、渡すの完全に忘れていました。ガイドさんが代わりに払ってくれたようでした。)

チップはドル?シリング?

kenya money shilling, banknote and coins.

チップの目安は、アメリカとそれほど違いはないかな、という感じです。

今回、日中はゲームドライブか車での移動で、食事は全部ツアー代金に含まれていたので、現金払いはチップと一部の土産代だけだろうと判断し、現金はいつもの海外旅行に比べ少なめにしました。

チップは全てUSドルで渡しました。
上述の「目安」がUSドル表記だったのと、ケニアシリングよりも使い慣れていたためです。

ガイドさんのアドバイスでケニアシリングは少額しか換金しませんでした。
ケニアでは買い物もUSドルでできるので、小額紙幣のUSドルを多めに用意しておくといいと思います。

ちなみに、1ケニアシリングは、約1.1円でした。(2018年8月時点)

感謝の気持ちはいくら?

高額になるガイドとドライバーのチップですが、上記の目安で計算すると;

7日間 × 20ドル = 140ドル/人

空港の送迎や到着時の案内を含めたとしても、150ドルでしょうか。

今回、空港の送迎・ゲームドライブ・車の移動と、ツアー全行程で同じガイドさんとドライバーさんが一緒でした。2人ともとても親切で、日が暮れるギリギリまで動物を真剣に探してくれたり、娘に気を使って安全な運転を心がけてくれたりしました。

その感謝の気持ちも含めて、最終日、ガイドさんには200ドルを渡しました。

ドライバーさんにも同額を渡したかったのですが、手持ちの現金がちょっとだけ足りなくなってしまい、日本語が話せていくつか面倒な手配をしていただいたガイドさんにほんの少しだけ多めに渡しました。(ドライバーさん、ごめんなさい。)

ただ、正直、今でもこの金額でよかったのか、ガイドさんたちは満足してくれたのか不安です。
全行程一緒に行動し、とても楽しいツアーにしていただき大満足したので、その気持ちを示すためもう少し多くチップを渡しておけばよかったと思う一方で、チップの目安や現地の物価を考えると妥当だったのではないかと考えたり…。

やはり、チップは悩ましいです。

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