祖母の梅酒
実家にいた頃、祖母が何本ものビンに梅酒を作りおきしてくれていました。
うだるような暑さの夏、セミの声をBGMに、昼から飲むロックや水割りの梅酒は最高でした。
数年前には、忘れ去られてそのまま20年以上経った、埃まみれの梅酒のビンをキッチン下の収納庫から発見。恐る恐る飲んでみると、“超”まろやかで、本当にとろけるような味でした!
昨年、ふと、その味を思い出し、懐かしさに自分で梅酒を作ってみました。
先日、1年経ったので試飲してみました。
果たして、想像どおりのおいしい梅酒に仕上がったのか...?
甘すぎるのは嫌なので、氷砂糖をやや控えめにしたのですが、想像以上に甘さ控えめに仕上がりました。その分、梅の味が濃くしっかり出ていて、これはこれで美味しい。
ただ、まだちょっとキンとした味が残ります。もっとまろやかさを出すため、もう少し寝かせて様子を見ることにしました。
今年は、3ビン、甘さ3種類
さて、今年は3本の梅酒を作ることにしました。
昨年同様の甘さ控えめ、ちょっと甘め、甘め、の3種類です。
まず、昨年同様、和歌山県にある「ほりぐち農園」さんに梅の予約です。
うっかり予約開始日のお知らせメールを見逃してしまい、慌てて開始日から数日後に予約。
昨年注文した青梅「翠珠(すいじゅ)」はすでに予約受付終了していて、1サイズ下の「碧石(みどりいし)」を3kg予約注文しました。
6月中旬に届きました。
早速、箱を開けると甘い匂いがほわっとしてきました。梅酒にするがもったいないと思うほどいい香りです。
一応、状態チェック。もちろん、全てキズなどなく、綺麗な青梅でした。
作り方は簡単!
用意したもの
● 梅「碧石」・・・3kg
● 密封ビン・・・4L×3本
● 氷砂糖・・・2kg(1kg×2袋)
● ホワイトリカー・・・1.8L×3本
作り方は簡単です。
1. 青梅を水でひとつひとつ丁寧に洗います。
2. 購入した梅は、アク抜き不要とのことですので、そのまま乾かします。
3. 竹串で実のヘタを取り除きます。
4. 密封ビンに青梅と氷砂糖を交互に入れます。
今回、青梅各1kgに対し、氷砂糖500g、700g、800gの3種類を作ってみました。
5. 最後にホワイトリカーを1ビンあたり1.8L、注ぎます。
あとは、冷暗所にて保存。時々、砂糖が溶けやすいようにビンを回してあげます。
6ヶ月くらいから美味しく飲めるそうですが、個人的には最低1年は置きたいです。ちなみに実は1年経ったら取り出してもOKです。