気ままにメモランダム

ドーハから世界へ! カタール航空

リーズナブルな価格でトップクラスのサービス

今回のケニア旅行(成田⇄ドーハ⇄ナイロビ)で利用したのは、カタール航空
最新の機材や評判のいいサービスだけでなく、料金がリーズナブルなことでも有名です。

9日間のツアー代が思っていたほど高くなかったので、その分、朝夕のゲームドライブ3日分を終日に変更し、日本語の話せるガイド、全行程家族貸切の専用車など、ちょっと贅沢なオプションをつけられました。

快適なフライトで、しかも余った資金を他に回すことができる。お得感満載です!

他にも、新しい機内設備やおいしい機内食、ゴージャスなハマド空港(「ハマド国際空港 散策」など、総合的にレベルの高さを実感できましたので、カタール航空の魅力を簡単に紹介させていただきます。

上質のサービス、そしてとてもお得な運賃。
カタール航空で快適な空の旅を。

5つ星のエアライン

世界が評価する航空会社

カタール航空

サービスの評価が高い航空会社としては、JAL、ANA、キャセイパシフィック航空やシンガポール航空は耳にしたことがありましたが、1997年の設立以来、急成長しているカタール航空も、近年、サービスの質において業界のトップクラスの常連です。
毎年受賞する数多くの賞は、高品質のサービスを持続的に提供している証です。

●「5つ星エアライン(The World's 5-Star Airlines)」認定。(英国の航空業界調査・格付会社「Skytrax」より。)

●2011年、12年、15年, 17年 そして2019年に乗客の満足度調査よる「エアライン・オブ・ザ・イヤー」受賞。5度の受賞はSkytrax史上初。

●ほかにも;
・ワールド・ベスト・ビジネスクラス(World's Best Business Class)
 Skytrax Awards
・ベスト・エアライン・イン・ザ・ミドルイースト(Best Airline in the Middle East)
 Skytrax Awards
・ワールド・トップ10・エアライン(World's Top 10 Airline)
 Trip Advisor Traveler's Choice Awards
・ベスト・シート・コンフォート(Best Seat Comfort)
 Airline Passenger Experience Association (Apex)
・ベスト・キャビン・サービス(Best Cabin Service)
 Airline Passenger Experience Association (Apex)
・ベスト・フード&ビバレージ(Best Food & Beverage)
 Airline Passenger Experience Association (Apex)

(2019年度受賞の一部。カタール航空のHP「受賞歴と功績」より)

サービスがいいと評判と聞いていて楽しみにしていましたが、まさか、旅の初っ端で、成田空港のチェックインカウンターで、カタール航空スタッフの方の親切な対応で助けていただくとは想像していませんでした。(「はい? 入国ビザが必要!?」)

数々の賞が示すとおり、今回、地上スタッフの対応や機内のサービスには直接体験して満足しましたが、他にもカタール航空の特筆すべき点が多くあります。

160都市に就航

成田・羽田からドーハ毎日運航
今回は、成田22:20発、ドーハ3:30着のQR807便を利用しました。(約11時間のフライト)

ドーハからは、ヨーロッパアフリカの約160都市へアクセス可能です。
ドーハを経由するので最終目的地までの時間はかかりますが、その分リーズナブルな料金で、特にヨーロッパ方面への旅行は日本からの利用者も多いようです。
日本の需要の多さを反映して、2020年4月6日から関西ードーハ線が週5日就航する予定です。(6月からは毎日の運航。)

※カタール航空は「ワンワールド・アライアンスに加盟。

カタール航空で人気の世界都市へお出かけください。

ゴージャスなハブ空港

カタ-ル航空の本拠地であるカタール・ドーハのハマド国際空港は、最上級格付けの5つ星空港に認定されいます。
ハブ空港として世界160都市へ、200以上の最新機で毎日運航しています。

前述のスカイトラック社が公表した2019年の「ワールド・トップ10・エアポート」では、ハマド国際空港は4位。
なお、1位はシンガポールのチャンギ空港、2位は羽田空港、3位は韓国の仁川国際空港です(成田国際空港は9位)。

豪華絢爛なハマド空港の様子は、ハマド国際空港 散策」でも紹介しています。
たった3時間余りでしたが、もっとじっくり見て回りたいと思わせる、お洒落で楽しい空港でした。

最新の設備

カタール航空の保有機は、就航年数が平均約5年の最新機だそうです。
ビジネスクラスとエコノミークラスの機(エアバスA350、ボーイング787)と、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの機(エアバス A380)の2種類あり、いずれも最新のテクノロジーで、長時間のフライトでも快適に過ごせるように設計されています。


エコノミークラスのシートは、前の座席との間隔が広めに設計されています。
また、アイマスクや歯磨きセット、リップクリームなどが入ったアメニティキットがもらえたり、映画やゲームなどエンターテインメント・プログラムも充実しています。(外国映画で数本、日本語字幕版がなかったのが残念でした。)

重大事故ゼロ

カタール航空は、1993年11月の設立以来、1度も重大事故を起こしていません

Airline Ratingsによる、2019年のカタール航空のSafety ratingは全7項目で 満点(7/7)で、Top20にランクインしています。
ちなみに、ANAもTop20にランクイン。JALは、2018年10月のパイロットの飲酒問題が原因でランク外になってしまっています。

なお、ドイツのJACDECによる、2018年の安全度ランキングは49位(2017年は4位)。
※JALは10位(17年)から47位(18年)。ANAは、11位から33位に、大幅なランクダウンです。
2018年から評価方法を変更したとのことです。(「JACDEC」HP)

充実した機内食

気になる機内食。全てハラルとのことですが、普通に美味しかったです。
ただ、やや大食い気味の自分としては、量が少なかったように感じました。

旅行後に知ったのですが、カタール航空の機内食には、種類が豊富な特別機内食が用意されていてます。希望する場合は、フライトの予約時か、出発時間の24時間前までにカタール航空の窓口に連絡をすれば提供してくれるそうです。
お子様用の機内食のほか、ベジタリアン食もインドの香辛料を使用したものや、フルーツの盛り合わせ、卵や乳製品は使用している食事など6種類。また宗教食や、糖尿病食や低塩分食、低カロリー食などの病気や健康に配慮した機内食も7種類ほど用意されています。

定期運行

OAG Aviation Worldwide Limited(OAG)が発表する、2018年の世界の航空会社と空港の定時運航遵守率ランキング「OAG Punctuality League 2019」によると、カタール航空は9位で、定時運航遵守率を示すOTP(on-time performance)は85.17%。ちなみに、ANAが11位(84.43%)、JALは13位(83.99%)です。

実際、成田を定刻どおり出発し、ドーハには約20分ほど早く到着しました。

ベストキャビンクルー

客室乗務員は世界100カ国以上の出身者がいるとのことで、日本路線には日本語が話せる乗務員が常時数人乗務しています。
自分の席では日本人と中東系の乗務員が対応してくれました。
言葉の問題はなく、サービス面も特に記憶に残るようなことはありませんでしたが、欧米系の客室乗務員にありがちな、事務的な態度にちょっと不快な思いをすることもありませんでした。

Skytraxによる2019年「ベストキャビンクルー」では9位にランクイン。
(1位はシンガポール航空、ANAが3位、JALは8位)

リーズナブルな運賃

そのサービスの質に比べ、リーズナブルな料金のカタール航空。
参考までに、2020年GWの東京⇄ドーハ⇄ナイロビの料金を調べてみました。

往路:4月29日東京発   
復路:5月4日現地発

カタール航空
(往復)¥297,490

・往路:2230東京発 ➡︎ ドーハ乗継 ➡︎ 翌日1420現地着(約21時間)
・復路:1720現地発 ➡︎ ドーハ乗継 ➡︎ 翌日1840東京着(約19.5時間)

※上記は、往路エコノミーvalue(¥158,950)と、復路エコノミーsaver(¥138,540)を選択した場合の料金。往路・復路共に複数のフライトがあり、組み合わせによって料金が違ってきます。
       

ルフトハンザ航空
(往復)¥248,880

・往路:1405東京発 ➡︎ フランクフルト・チューリッヒ乗継 ➡︎ 翌日1840着(約27時間)
・復路:2225現地発 ➡︎ フランクフルト乗継 ➡︎ 翌々日0635東京着(約26時間)

全日本空輸(ANA)
(往復)¥320,030

・往路:2125東京発 ➡︎ アディスアベバ乗継 ➡︎ 翌日1330現地着(約22時間)
・復路:1740現地発 ➡︎ アディスアベバ乗継 ➡︎ 翌日2025現地着(約21時間)

日本航空(JAL)
(往復)¥328,980

・往路:0001東京発 ➡︎ ドーハ乗継 ➡︎ 1420現地着(約20時間)
・復路:1720現地発 ➡︎ ドーハ乗継 ➡︎ 翌日2240東京着(約23時間)

※時間は乗継時間を含む。
※いずれも料金は1名の諸税・燃油サーチャージ等を含む合計料金。
(2020年2月1日現在の調べ)

カタール航空よりも安い料金設定のルートもありますが、出発時間や現地到着時間や乗継回数などを総合的に見ると、カタール航空はおすすめだと思います。

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